YZERR「guidance」
昨年末にリリースされた舐達麻の「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」、ジャパニーズマゲニーズの「 I guess I’m beefin’」、これらのディスに対するアンサーソング。アンサーであることを抜きにしてもパンチラインが多く聞き応えがあります。
スチャダラパー & STUTS「Pointless 5 feat. PUNPEE」
STUTSのメロウなビート、スチャダラパーの緩やかなフロウ、そしてPUNPEEの歌い上げるHOOK。この3つが合わさって絶妙な仕上がりになっています。
ジャパニーズマゲーズ「アシタハレルカナ」
これまでジャパニーズマゲーズに抱いてた印象を変えた一曲。こういう今日をもっと聞かせてほしい。
BIM「DNA feat. Kohjiya & PUNPEE」
イントロを聞いた瞬間「あれ、この年1番の曲きたかも?このビートにPUNPEEとBIMが乗るんだったら間違い無いじゃん!」と予感させられましたが、KohjiyaのHOOKが始まった瞬間いい意味でその予感を裏切られました。抜けの気持ちいいメロディアスなフロウにやられました。
YungFLX「Like That feat. Kohjiya, Tade Dust」
またもやKohjiya絡み。もちろんKohjiyaも外さないんだけど、Tade Dustのラップが上手すぎる、バケモノか。夜猫族ってほんとラップ巧者しかいないのね。
Kohjiya「Broke Boy Rich」
客演仕事がめちゃくちゃいいKojiya。でも声のクセが強いからソロはどうなんだろう、と思って聴いてみたら杞憂だった。今年はKojiyaの年だったかもしれない。
DJ CHARI, kZm & JP THE WAVY「SMASH HIT」
DJ CHARIはぶち上げる曲のプロデュースに長けすぎている。m-flo loves Crystal Kayの「REEWIND!」をサンプリングしてジャージークラブ仕立てにするなんて、どうやったらそんな発想が生まれてくるのか。そこにkZmとJP THE WAVY載せたらもうぶち上がるしか無いでしょう。ダンスフロアのキラーチューン。
DJ TANAKEN「RISE UP feat. TWIGY, BES」
なんだかんだでブーンバップが好きなんだよな、こういうビート好きすぎる。BESもキレッキレ。
Joint Beauty「東京Friday Night feat. 花澤香菜 & Mori Calliope」
Joint Beautyがfeatしたのは花澤香菜と森カリオペ、ってなんじゃそりゃ!となってしまうメンツ。前半で花澤香菜が歌い上げひと息おいた後、森カリオペが一気に駆け抜けていくとても気持ちいい曲。花澤さんは「星空☆ディスティネーション」を聴いた時からずっと思ってたんだけど、シティ感のある楽曲との相性がいいのよね。こっち方面での活躍にも期待したいところ。
Daichi Yamamoto & JJJ「ガラスの京都」
日本語ラップ、夏のアンセムに追加決定。ノスタルジック感を大事にしているのが伝わってきます。
最後に
ここで紹介したのはあくまで私個人がよく聴いていた曲であって、この他の部分において今年の日本語ラップはかなり豊作だったと思います。私には刺さらなくなってきているだけで、今の感度の高いリスナーにとっては面白いシーンになっているのではないでしょうか。私も2025年もまた新たな動きや発見に期待したいと思います。