高音質MP3エンコードに挑戦

今回はMP3圧縮の中で最も高音質になると言われている、Exact Audio Copyをベースにした、LAMEによるエンコードを導入した。

これまでCDの取り込みはWindows Media Playerによる、.wmaの可変ビットレートへのエンコードに甘んじてきた(音質は、高ビットレートになるとwma<mp3になる…らしい)。

というのも、こういうソフトウェアだと音楽の取り込み→ライブラリの構築が一元的に管理できるし、、音質の面でもパソコンにCDを取り込むときに拘らなくても、どうせマスターデータであるCDは手元にあるし、いつだってエンコードしてない音源を聴くことは出来る、という理由があってのこと。

しかし今日、TSUTAYAで買い物したらCD無料レンタル券を貰い、どうせなら使ってしまおうと、5年ぶりくらいにCDを借りてきた。基本的に聴きたいCDは買うスタンスでレンタルは利用しないから、「買ってまでして聴かなくて良いけど、レンタルなら聴いてもいい」という微妙な位置にいるCDを探すのに非常に苦労した。

結局借りてきたのは昔なつかしアーティストのベスト盤と、主にアナログなんかに収録されている音源を集めたコンピ盤の2枚。後者のコンピ盤の収録曲はアナログ掘ってりゃ手に入る音源ばかりだし、わざわざこのCDを買って手に入れる必要は無いかなー、と思っていたもの。

んで、レンタルしたCDってマスターデータが手元に残らない。CD-Rにコピーすれば残るけど、実際聴かない気がするから勿体無い。というわけで出来るだけ高音質にエンコードしてHDに残しておこうと思ったのがLAMEによるエンコード導入の経緯。wav形式で保存すりゃ良いじゃん、って言われたらお終いだけど、正直、HDDの容量もそんなないからね…。あってもするかどうか。

前置き長っ。本編書く前に疲れた。

で、どうするかというと、Exact Audio Copy(以下EAC)というリッピングソフトをインストールして、LAME.exeを突っ込んで設定弄ってホイ!って感じ。本編終わり。

…これじゃあんまりだから参考にしたサイトくらいをちょこっと。

まずはインストールを参考にしたサイト。
http://wayohoo.com/tone-quality/eac-lame-cd-mp3.html

続いて、設定を参考にしたサイト。
http://homepage3.nifty.com/nanahoshi/eac/eac.html (閉鎖)
追記:代わりのサイト→ https://howto-it.com/eacoption.html

この2つのページを参考にしながらやれば失敗はしないと思う。ただ問題は、LAMEのコマンドラインによる設定。これが厄介。

元々LAMEのインターフェース自体が初心者向けではなくて、要は、ビットレートなんかの設定を文字入力でしなきゃならない。一度設定してしまえばそれで終わりだけど、わかりづらい。とりあえず僕は参考にしたサイトの一例として載っていた、「%l-b 192%l%h-V 0%h %s %d」を使い、高音質にチェック。すると可変ビットレート(245kbps前後)でエンコードできる。他に設定弄りたい方はこちら↓を参考にどうぞ。

http://www.geocities.jp/buritora2004/lame/ (閉鎖)
http://yamaken.tokyo/2019/03/24/post-171/

コマンドラインオプション一覧が載ってます。僕はノータッチ。

これでEACを起動してCDを突っ込むと、アルバム情報を自動的に取得してくれるからタグ打ち不要、ボタン1つでMP3可変ビットレートにエンコードしてくれる。出力ファイル名もEAC側で設定できるし(「01 曲名.mp3」とか)MP3を吐き出すディレクトリも設定出来るから非常に便利。

ちゃんとタグも打ってあるし…、と思ったら、日本語で打ち込まれたタグが全て文字化けしていた。ファイル名は文字化けすることなく出力されるのにどうして!?

…やっぱりEACをダウンロードする際に、日本語パッチとかいらねぇ!英語のままでも使えるぜ!って粋がって日本語パッチの無い最新版1.0 Beta 1を選んだのが不味かったか…?あー!泣く泣くEACをアンインストール。今度は0.99 Prebeta 5をインストールして日本語パッチを適用。そしてエンコードしてみると…よかった、今度は文字化けしてない。

やはり日本語パッチを当てないとダメみたいだ。焦った。あ、それでもファイル名での「ポ」は文字化けするみたい。タグはちゃんと「ポ」って表記されるけどファイル名がダメだ。
ちなみに平仮名の「ぽ」は大丈夫みたい。文字化け無し。

最後はエンコードしたMP3をWMPに読み込んでお終いっと。従来のエンコードに比べると面倒なのはこの手順だけ。今まではWMPで取り込んだらそのままWMPで聴くことができたけど、今回は外部ソフトウェアでリッピングしてるため、自分でWMPに入れなきゃならない。まあ、ファイルを再生するだけだけどね。せっかく導入したんだから、これからCDを取り込むときは全て、このEACで可変ビットレートMP3にしてしまおう。

一応、従来のwma/VBRとmp3/VBRを聞き比べたんだけど、素人耳の持ち主である僕に音質の違いはわからなかった。低音の鳴りが豊かになった気がする!って言いたかったけど、高ビットレートで違いが出るのは高音なわけで…。耳バカ露呈。

まあ、こういうのってある一線からは気分の問題になるよね。とりあえず最高値に設定しておけばそれだけで満足しちゃう。悪く言えばオカルトってやつで。ここら辺あんまり弄くると怒られそうだから口チャック!

まあ、いくら高音質でエンコードしたって、リスニング環境が良くないなら意味が無い。サウンドカードを変えたり、オーディオI/Fを導入したり、スピーカーやヘッドフォンを品質の良いものを使ったり。ここが一番大事!500円スピーカーじゃダメなんだよ…。

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