和歌山ラーメン、数年前に一度食べたけどどんな味だったっけ、全く思い出せない。和歌山旅行の2日目、せっかくなので和歌山ラーメンを食べに行くことにしました。
とれとれ市場から歩くこと約1分、和歌山ラーメンの元祖・井出商店で修行された方が創業したお店「丸田屋」、その南紀白浜店にお邪魔してきました。お天気は見ての通りあいにくの雨模様。
11時45分ごろ店に到着しましたが、軒下には先客が5～6人ほど並んでいました。名前を書いておくところもなさそうなのでそのまま列に並ぶことに。15分もすると店内に通されましたが、店内にも順番待ちで待機するためのベンチが設けられていました。
メニューに目を通すと、ラーメンは麺が多いかチャーシューが多いかの違いだけで、実質和歌山ラーメン一種類。朝にホテルのビッフェでお腹がいっぱいになるまで食べてしまったので、ここは中華そば(730円・税別)を注文。
和歌山と言えばこちら、テーブルに置かれたゆで卵と早寿司。その昔初めて和歌山ラーメンに連れて行ってもらった時に、和歌山ではラーメンと一緒に早寿司を食べるという文化を知りました。
中華そばが出来上がるまで手持無沙汰なので先に頂いちゃいます。これがまたすっきりとした味わいで美味しい。
念願のラーメンの到着。インパクトのある豚骨の香りに粘度のある濃厚スープ、少し重いかも？とスープを一口すすると意外や意外、臭みも全くなく、こってりなのにすっきりとした味わい。熱々なのですが、ふーっと息で冷ます間も惜しいくらい箸が進みます。
朝食を食べ過ぎてお腹いっぱいになったのでスープは残そうとしたのですが、あと一口、あと一口とレンゲが止まりません。スープを啜った後に飲む水がまた美味しい。どうして酒を飲んだ後や濃いスープを飲んだ後の水ってこんなにおいしいんでしょうか。
またとれとれ市場に行った際には寄ってみたいと思います、ごちそうさまでした。
追伸：またいつかは元祖と言われる井出商店にも足を運んでみたいところ。